「戦国自衛隊」の次は「源平自衛隊」でまた仲間割れ
自衛隊は仲間割れするものなのでしょうか。
いえ、映画やドラマの中での話です。
あの角川映画「戦国自衛隊」のデジタルリマスター版を見た話は、このブログでも触れた記憶がありますが、タイムスリップした隊員が二手に別れて争いましたよね。
そして、テレビドラマで放映された「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」でも、反町隆史が演じる伊庭と、渡部篤郎が演じる嶋村が、徳川側と石田側の二つに別れて、関ヶ原で戦うという話ですから、これまた仲間割れ。
最後は「戦国自衛隊1549」になると、最初っから自衛隊同士が敵味方なので、「自衛隊は統率が取れているのか」と思う人もいそうな気がする。
まあ、映画の話ですが。
そういえば、鹿賀丈史が演じる的場は、せっかく織田信長になる設定なので、実は長篠の合戦は火縄銃ではなくて機関銃ぶっぱなしていたことにして、でかい野戦シーンを入れたらよかったのにね。
それにしても、戦国に飛ばすのが好きですね、日本人は。
軍隊がタイムスリップする物語は数多くありますが、太平洋戦争に自衛隊イージス艦が飛ばされる「ジパング」(かわぐちかいじ)が有名ですかね。
逆に、アメリカ原子力空母が太平洋戦争の真珠湾攻撃直前にタイムスリップしたという設定の「ファイナルカウントダウン」という映画もありました。
これは実際に、トムキャットと零戦の派手な戦闘はありませんでしたが、同様の内容で実際にドンパチやらかす映画が出来てもいいような気もしますが。
話を自衛隊に戻しますが、戦国とは別の時代にタイムスリップする話はできないものでしょうか。
例えば源平合戦。
ネットでは既に少し話題になったみたいですが、これまた自衛隊が仲間割れして、源頼朝側と木曾義仲側に別れるとか。
義仲の快進撃の裏に自衛隊あり。そして別れた二隊は、宇治川で対峙することに!
それよりも源義経の配下は実は自衛隊だった、という話が面白いかも。
鵯越は、実はヘリコプターから降りてきた、とか。壇ノ浦で隊の兵器も尽きたので、その後義経は衰退。
蒙古襲来の時、モンゴル軍は台風でやられたのではなく、実は自衛隊が撃滅したという設定の「蒙古自衛隊」なんて、どう?
「太平記自衛隊」「南北朝自衛隊」「六波羅自衛隊」とかになってくると、話がこんがらがりそうで、ダメでしょうね。
まあ、せめて「楠木正成の強さは実は自衛隊だった」ぐらいか?
そうなると、「平将門自衛隊」「藤原純友海上自衛隊」なんてどうでしょう。
……だめか。
歴史上は「負ける側」に、自衛隊がつくことで、面白いストーリーが展開しそうです。
まあ、何だってありですな。
日本国外で考えてみて、韓国軍が豊臣秀吉の朝鮮出兵の時に飛ばされるとか、中国の人民解放軍がモンゴル帝国時代の南宋に飛ばされるとか観てみたいものだ。
いや、中国なら三国時代だろうね。
諸葛亮孔明の強さは実は人民解放軍だった、という感じだろうか。弾薬尽きて、あえなく撤退だ。「三国人民解放軍」、これだ!
……だめか。